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エイプリルフールなのでパンを焼きました。
みなさんはじめまして、企画ディレクターの森です。
今回はパンのお話です。
そうです。
パンです。
あのふわふわしたよく朝ごはんで食べるやつです。
なぜWebの会社でパンの話なのか?
結果的に会社でパンを焼くことになるのですがそこまでの経緯やらなんやらかんやらを書いていきたいと思います。
なぜこんなことになったのか
さかのぼること数ヶ月前、アンジップに入社してすぐのこと
ありがたいことに歓迎会をしていただきました。
そこで話題にあがったのがエイプリルフールなんかしよーぜ的なお話。
正直最初は他人事のように聞いていました。
しかし、
「森さん、パン職人やってたんですよね?パン焼けますよね?」
「まあ、焼けますけど…。」
「パン焼きましょ!パンジップやりましょ!」
こんな展開に。
これがすべての始まり。まさか本当にパンを焼くことになるとは…
え?ほんとに焼くんですか?
エイプリルフールまであと数週間と迫ってきたころ
アンジップの社長である辻川から
「前言ってたパンジップやるから。パン焼くのに何用意したらいい?」
と聞かれ、
「オーブン付きの電子レンジさえあればあとはスーパーに売ってるものでとりあえずパンはできますよ」
と答えると、
数日後…
「買ってきた!」
もう焼くしかないですね。
そして当日
ついにパンを焼く日がやってきました。
正直不安です。
なぜなら僕自身パンの経験はそこそこ長いですが手ごねでパンを作った経験は数回しかなく
しかも厨房以外で作るなんて初めてです。
ちなみによく勘違いされるのですがパン屋は基本的にはパンを手で捏ねてはいません。
ミキサーと呼ばれる機械で一度に大量に捏ねます。
そのほうが安定してますし捏ねあげるまでに時間をかけすぎることはパンにとってもよくはないので機械で捏ねるのが当たり前になっています。
ではどんな流れでパンを焼いていったのか書いていきたいと思います。
まずは材料の準備です。
こちらはスーパーで揃えてきました。
- 強力粉
- 塩
- 砂糖
- ドライイースト
- 無塩バター
- 卵
- 牛乳
以上です。あとは水さえあればとりあえずパンはできます。
パンを作るというだけでしたらバターと卵と牛乳はなくてもパンにはなるのですが今回は美味しさも求められているので使用することにしました。
ちなみに今回どんなパンを作るのかというと
アンジップのキャラクター『アンジー』の形をしたあんパンです。
説明するまでもないですがアンジップだからあんパンです。ダジャレですね…
(あんこと最終の仕上げで使う食材は製菓材料店で購入してきました。写真がなくてすいません。)
では今から作っていきます。
あ、その前に社長辻川に確認を
というのも今回作業するのはキッチンですらなく会議室です。
パンを捏ねだすと粉が舞うこともあり部屋が汚れます。
「パンこねたら部屋汚れますけど大丈夫ですか?」
「大丈夫!」
即答でした、器が大きいのか何も考えてないのか判断がつきません。
部屋を汚してもオッケーとのお返事頂いたので早速作っていきましょう。
まずは計量ですね。
ここで手を抜くと確実に失敗するので慎重に材料を計っていきます。
パン作りに目分量は厳禁です。
バター以外の材料を全部ボウルに入れたら準備完了です。
では捏ねていきましょう。
ある程度ひとまとまりになるまではボウルのなかで混ぜます。
まぜまぜ
まぜまぜ
ひとまとまりになったらボウルから出します。
もうパンっぽいですね。
でもここからが大変なんです。
ひたすら捏ねていきます。
まだまだ捏ねます。
こねこね
こねこね
机にバチッと叩きつけながら
こねこね
バチンッ
こねこね
バチンッ
かなり疲れます。
そして飽きてきます。
隣で捏ねているデザイナーの濟藤さんから
「まだ捏ねるんですかー?」
という声が聞こえてきます。
パン作り舐めんなっ!という気持ちをおさえながら
「もうちょっとですよ。がんばってください。」
と返します。
こんな感じで20分ほど捏ねていきます。
生地も出来上がってきたのでぼちぼち次の工程にいきましょうか。
次は生地にバターを混ぜ込んでいきます。
バターは粉が生地になるのを邪魔してしまうのである程度生地ができてから加えます。
バターを入れたらまた捏ねます。
ひたすら捏ねます。
こねこね
こねこね
もう疲れて座っちゃってます。
ほんとパンって大変です。
ここで打ち合わせで席を外していた社長が登場です。
捏ねたがるので生地を渡すと…
楽しそうです。
今までの苦労を知らない彼は無邪気にパンを捏ねます。
こねこね
こねこね
そしてついに!
生地が完成です。
社長が笑顔で完成した生地を持っています。
この笑顔をみれば今までの疲れなんて吹っ飛ぶなんてことはありませんがとりあえず生地が捏ねあがったので
次の工程に移ります。
次は一次発酵ですね。
生地をボウルに移して発酵をとります。
今回はオーブンの発酵機能を使います。
ここでやっと休憩ですね。1時間ほど発酵させます。
待つこと1時間。
こんな感じに膨らみました。
いい感じですねー。
ではこの生地を分割していきます。
まずは生地を机に出して
これをパンひとつずつのサイズに切り分けていきます。
カードでカツカツと切り分けていきます。
切れたら丸めていきます。
ここは少し職人技の見せ所です。
こんな感じで綺麗に丸めていきます。
丸め終わったら次は成形ですね。
あんこを詰めていきます。
ひとつひとつあんこを詰めていきます。
これも少し職人技ですね。
詰め終わるとこんな感じになります。
では最終発酵の準備に移りましょう。
アンジーの形にしながら並べていきます。
できました。
これでまたオーブンで発酵させていきます。
待つこと50分…
じゃーん。発酵完了です。
ぷくぷくに発酵しています。あとは焼くだけですね。
照りを出すために卵を塗って
いざ、オーブンへ!!
ドキドキしますねー。
ワクワクしますねー。
210℃のオーブンで待つこと12〜13分…
ついに!
ついに!
焼けました!!どーん!!
なかなかいい感じに焼けましたね。
おいしそうです。
いやー、うまくいかなかったらどうしようとビビっていたので正直ホッとしました。
冷めたら最後に粉糖とチョコペンで仕上げをして完成です。
ジャーン!
これで完成です。
いっぱい並べるとこんな感じです。
若干アンジーとは違いますが許容範囲内でしょう!
ギリギリ大成功です!!
食べてみる
せっかくなのでいただきましょう。
もぐもぐ。
もぐもぐ。
うまーい!!
パンジップ!!
最後に
前職の経験をこんなカタチで活かせるとは思ってもみませんでした。
ほんと人生に無駄なことなんてないのかもしれません。
これからもいろんなことに挑戦していきたいですね。
おしまい
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